情報システムコース

LSI技術の発達、それによるコンピュータや情報ネットワーク、さらにはディジタル化された情報の利用技術の急速な発達に伴い高度情報化社会が到来し、個人の生活様式から社会産業構造までもが大きく変貌しようとしています。情報技術(IT)による新たな産業革命とまでいわれる状況の中で,いろいろな分野において従来の枠ではとらえられない新しい分野が出現し、新時代に向けた独創的な発想に基づく模索が始まっています。「情報システムコース」は,このような情報化の大きな流れのなかで、次のような特徴をもって教育研究に取り組んでいます。

  • 電子化、情報化、ネットワーク化、知能化、及びそれらの統合による未来型情報化社会の実現を視野に入れた技術者養成のための教育研究を目指しています
  • 本コースにおける教育研究は、数理システム、計算機科学、情報メディアネットワーク、情報システムの4分野で編成されています
  • 学問的体系化の基礎となる情報数理、人間情報処理、コンピュータを含む電子情報システムの方式・回路技術・ソフトウェア技術、ヒューマンインターフェイス、知能システム、情報伝達手段である通信ネットワーク、リモートセンシング、電波応用、音声・画像・映像等多様な情報を処理・伝達するための情報処理技術、電子情報機器の心臓部となるLSIの設計技術などを学びます

このように、情報技術をソフト・ハードの両面から支える技術を体系的に取り入れた教育研究体制になっています。

情報システムの技術はこんなところに活かされています

コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、携帯電話、携帯型音楽プレーヤー、ディジタルビデオプレーヤー、衛星放送、宇宙空間での通信、情報検索、ペットロボット、暗号化通信など、社会の広い領域で情報システムの技術が重要な役割を果たしています。